自分を強くする動じない力 スピーチで緊張しないメンタルに自分を変える法
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大勢を前にしてのスピーチが苦手という人は少なくないだろう。うまく話そうとすればするほど緊張でしどろもどろになってしまう──。だが、そんな苦手なスピーチの際も、心の持ち方次第でプレッシャーが消え、動じなくなることは可能だという。日本の「特殊部隊」生みの親として陸上自衛官時代に極限の緊張状況を体験した武道家の荒谷卓氏が、新著『自分を強くする動じない力』の中から、「動じない強い自分」のつくり方を伝授する。

うまく話せるか気になり
ネガティブな緊張に陥ってしまう

「あなたはどんなときに緊張しますか」と聞かれると多くの人が思い浮かべるのが、スピーチのシーンでしょう。たくさんの人の前で挨拶をしなければならないとなれば、ほとんどの人がプレッシャーやストレスを感じると思います。

 たとえば「うまく話せるだろうか」とか、「聞いてくれる人が期待しているものとズレていたらどうしよう」などといったことが気になって、「ネガティブな緊張」に陥って動揺しやすくなってしまうのです。

 これでは、“気”が上がっている状態です。

 ただし、スピーチはうまく話せたらいいか、と言えば決してそうではありません。「心がこもっていない」「ありきたりだ」などと思われてしまうことも……。