
実は、漁獲量の減少は日本の特殊な現象だ。世界全体では、1988年に1億トンだった漁獲量が、17年には2億トンに倍増している。だが、日本では、17年の水揚げ量は430万トンで、ピークの3分の1程度に落ちた。排他的経済水域(EEZ)が設定されて遠洋漁業が制限された影響だけではない。EEZ内の漁獲量も世界的には伸びている養殖も減少している。日本は独り負け状態なのだ。
実は、漁獲量の減少は日本の特殊な現象だ。世界全体では、1988年に1億トンだった漁獲量が、17年には2億トンに倍増している。だが、日本では、17年の水揚げ量は430万トンで、ピークの3分の1程度に落ちた。排他的経済水域(EEZ)が設定されて遠洋漁業が制限された影響だけではない。EEZ内の漁獲量も世界的には伸びている養殖も減少している。日本は独り負け状態なのだ。