年末大掃除
年末の大掃除、頑張ったのに結局あまりきれいにならなかったという人も少なくないはずです Photo:PIXTA

家事代行サービス「タスカジ」の中でも、“予約の取れない家政婦さん”として大人気の「家族の片づけコンサルタント」seaさん。22年に及ぶ家事代行サービス歴で身につけた整理収納術で、家族と住まいの問題に切り込みます。連載第8回の今回は、「年末大掃除の失敗回避術」がテーマ。この時期に気になる大掃除でやりがちなNGポイントと成功のコツを、seaさんが明らかにします!

年末に大掃除は向いていなかった!?
知っておきたいリスクと失敗パターン

「家族の片づけコンサルタント」のseaです。家事代行サービス「タスカジ」でご依頼を受け、毎日のようにいろいろなご家庭で整理収納や片づけ、掃除のサポートをしています。

 12月と言えば大掃除。家事代行サービスも年末は掃除の依頼が急増、いわゆる繁忙期です。そもそも、なぜ私たちは年末に大掃除をするのでしょうか?

 20~60代の既婚者を対象にしたアンケート(「大掃除の意識実態」花王 生活者研究センターファブリック&ホームケア研究室)では、およそ6割の人が年末に大掃除をしていると答えました。その理由として、「新年を気持ちよく迎えたかった」が1位に挙げられており、他にも「我が家の恒例/習慣」、「日本の伝統/習慣」が上位にランクインするなど、非常に精神的・感覚的な理由によっていることがわかります。

 しかし、年末は本来、大掃除に向いていません。気温が低いので汚れもゆるみにくく、寒い中、水回りや窓の掃除をして風邪をひいてしまうリスクもあります。

 またそのほかにも、慣れない方が勢いで始めてしまった片づけや掃除で、こんな失敗をしてしまうケースをよく見聞きします。

【片づけの失敗パターン】
 物を広げるだけ広げたところで、どうすればいいか途方に暮れてしまう
 出したものをただ戻して終わりになってしまい、今ひとつ変化がない

【掃除の失敗パターン】
 細かい汚れ落としに夢中になって時間を消耗、全体が終わらなくなる
 がんばった割に見栄えせず、がっかりする

 こうした失敗を避けて、少しでも気持ち良い家の状態で新年を迎えるために、できることをまとめてみました。