米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は28日、同社が「弊害を防ぐことに一段と注力するため、根本的にDNAを変化させた」とし、2016年ばかりか1年前と比べても「非常に異なる」企業になったと強調した。ザッカーバーグ氏はフェイスブックへの投稿で、今年は選挙介入やヘイトスピーチ、誤情報を巡る対策が前進したとし、「こうした問題への対応は1年以上掛かる課題だ」と述べた。フェイスブックは16年の大統領選前に見られたロシア絡みの活動や個人情報問題など、複数の課題に対応してきた。3月には、16年大統領選でドナルド・トランプ陣営を支援した英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックを欺き、ユーザー情報の扱いに関する規約に違反していたことを突き止め、同社との取引を停止した。
ザッカーバーグ氏、フェイスブックは「根本的にDNA変化」
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