日常的に体を動かすクセをつける
食事は骨と筋肉の強化を意識せよ

自身の下半身を強化するスクワット。大江先生によれば「ちょっとツラさを感じるくらいの運動」が、ロコモ対策につながるそう(『ロコモチャレンジ!』HPより)

 多くのトイレが洋式になり、階段がつらければエレベーターを利用でき、自分の足をあまり使わずとも生活ができる現代。いわゆる「体の甘やかし」が、ロコモを引き起こすならば、日常的に体を動かす習慣を中高年のうちから身に付けるのが理想だという。

「ロコモの予防・改善には、食事も重要なポイントです。骨を強化する場合、カルシウムの摂取だけでなく、カルシウムの吸収率を高めるビタミンD(サケ、きのこ類に多く含まれる)を一緒に取りましょう。また筋肉の強化には、タンパク質が不可欠。タンパク質を多く含む肉や魚、卵、大豆食品を取りつつ、タンパク質の分解、合成を促すビタミンB6も一緒に食べるのが理想です」

 ビタミンB6は、バナナ、キウイに多く含まれているので、デザートとして食べてもOK。運動と食事、双方のバランスを整えることがロコモ対策につながるようだ。

 また、運動器疾患を発症している場合は、整形外科医への相談も視野に入れるべき、と大江医師はアドバイスする。