「今年こそは貯金しよう」と意気込んで挫折する残念な人の特徴

 以上から子どもの教育費を踏まえて考えると、夫と妻の貯蓄を合わせ68万円、もしキリのいい数字なら70万円を目指すといいだろう。なぜなら、夫婦合わせた貯蓄の割合は手取り年収の最低10%台を死守しているので、Cさんの自尊心も傷つかないからだ。貯蓄額を増やすなら教育費がかからなくなる翌年以降から始めるのがオススメだ。

3タイプをお金の心技体から分析すると…

 以上3ケースを紹介した。ここで筆者は、お金との付き合い方についてお金の心技体「ぜに感情・ぜに知力・ぜに体力」(定義は前回の最終ページを参照)の3つの面から分析したところ、3人の課題が浮かび上がってきた。

 Aさんは、感情・気持ちで動いてしまい、「ぜに感情」に問題があった。
 Bさんは、行動になかなか移せなかったという意味で、「ぜに体力」が弱点。
 Cさんは、目標が大きすぎたという点で、「ぜに知力」に課題があった。

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 さらに今回の3タイプをまとめると上記の表のようになる。

 上記のを見ると、自分はどこが弱いのかが見えてくるのではないだろうか?

 その課題に合わせて、目標の立て方を変えたり(ぜに知力)、使うツールや行動の仕方を変えたり(ぜに体力)、そして、感情面も比較的冷静に落ち着いて(ぜに感情)、長く続けられるようになってほしい。

 目標を達成できれば自信が持てるようになり、これから取り組む様々なことが好循環になっていくと思う。

※本稿は実際の事例に基づいて構成していますが、プライバシー保護のため社名や個人名は全て仮名とし、一部に脚色を施しています。ご了承ください。