4位から10位まではどれも城東エリアに位置し、オフィス街へのアクセスは15分程度と交通利便性が高い。特に都営大江戸線の影響が大きく、門前仲町、清澄白河、新御徒町、森下、蔵前駅はこの沿線の駅になる。この価格帯ではお買い得度はトップ4までは1000万円を超えるが、以降は急速に割安幅が小さくなる。

価格と資産性の関係が密接な
近畿圏の「お買い得駅」ランキング

 さて、近畿圏に目を移すとどうだろうか。このエリアは、お買い得度が大きくは出ない。価格と「儲かる確率」の相関関係が明確だからだ。トップ3は滋賀県の東海道本線の駅がそろい踏みになるが、そもそもの「儲かる確率」はそれほど高くない。これ以外もそれほど供給の多い駅ではないところが多い。

 このように、近畿圏では価格と資産性の関係が密接で意外性がない。これは首都圏が鉄道の新線、延伸、乗り入れが盛んなのに対し、そうしたことがほとんどないがゆえに、立地に対する見直しがなされにくい傾向が顕著なせいだと考えられる。その意味で、昔ながらの誰もが認める立地を狙うのが正解と考えるとわかりやすい。

*その他の詳細は「住まいサーフィン」特設サイトを見て欲しい。無料会員制だが、誰でも見られるようになっている。資産性の高さは住み替え時にキャッシュを生みやすいので、上手く使って資産形成してもらいたい。

(スタイルアクト(株)代表取締役/不動産コンサルタント 沖 有人)