社会の第一線で活躍する講師から
生きたビジネスやアートを学べる

 まず、国語や数学などの一般教科の授業は、一斉授業ではなくパーソナル学習が基本となる。生徒一人ひとりが自分に合った学習計画を立て、参考書や動画で自学自習。それをパーソナル学習コーチが人工知能も活用しながらサポートする。

東京・代々木のキャンパス。このほか、大阪・中津、福岡・天神、インド・バラナシ、ミャンマー・ヤンゴン、モンゴル・ウランバートルにもキャンパスを設置する

 このように一般教科を効率よく学習することによって生み出された時間で、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ、リベラルアーツという4種類の特別科目の学びを提供する。

 特別科目の特徴は、社会で活躍する講師から学べる授業が豊富なことだ。例えば、ビジネス科目ではベンチャー社長やM&A経験者などさまざまな特別ゲストを招いて起業方法やマーケティングなどを学んだり、クリエイティブ科目ではアートディレクターと共に地域社会と連携して問題解決に取り組んだりする。また、発起人である伊勢谷氏が監修を行ったリベラルアーツ科目では、物事の本質に迫る幅広い教養を学ぶことで、自分の軸をもって主体的な選択や判断ができる力を育むという。

 グローバル化への対応にも力を入れる。日本のほかミャンマー、インド、モンゴルの世界4ヵ国に校舎を持っており、4ヵ月~2年間の範囲内で海外において学ぶことも可能だ。現地の学生と共に取り組む、グローバルなプロジェクト型学習の実施も計画されている。

「ネット上の高校なの?」と思われるかもしれないが、そうではない。入学後は、東京・代々木にあるLoohcs本校、あるいは国内外のサテライト校に毎日通学することになる。仲間や先生と共に学校生活を送ることで、社会生活で求められるコミュニケーション力や協働性の育成を図るためだ。

 学校生活では生徒の主体性を重視し、ホームルーム運営や成績評価、部活動・学校行事の運営などで中心となるのは生徒自身。体育祭や文化祭なども、「開催するかどうか?」というところから、生徒が話し合って決めていくという。