――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」  ***  「8」が市場にとってラッキーナンバーであることは分かったが、ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長にとっては違うのかもしれない。  過去7回の連邦公開市場委員会(FOMC)では会合終了後に株価が下落した。現在の金利決定システムではどのFRB議長をも上回る最長記録だ。直近の昨年12月は特に顕著で、翌4営業日でダウ工業株30種平均が1800ドル下げた。  パウエル氏は30日にこの記録を止めた。