「休日はダラダラ」では回復しない!
理想的な「オフ」の過ごし方とは

「健康意識の高いアメリカではレストランでGF(グルテンフリー)、CF(カゼインフリー)と表記するレストランも増えてきています。例えば牛乳の代わりに、ナッツミルクをチョイスするなど、日々の積み重ねが大事。あとは特に難しいことでもお金がかかることでもなく、ビタミン、タンパク質など栄養バランスのとれた体にいいものを摂取すればいい」

 休日の過ごし方にも「リカバリー」の鍵が眠っている。家にこもり、ただダラダラ過ごして終わる休日を送ったことは、誰しも一度はあるだろう。しかし思う存分、寝溜めを楽しんだ翌日に限って体も気分もダルい…という経験はないだろうか?

「トップアスリートがオフをダラダラ過ごすなんて話は、聞いたことありませんよね。意識的に休息をとることはリカバリーにつながります。例えばサッカー選手だと試合翌日に軽く自転車を漕いだり、プールで軽く泳いだりするなど、低強度の運動をする日を作り、その次の日を完全にオフにする。そして次の試合日まで徐々に練習強度をあげていくんです。リカバリーの期間を設けることが、良いプレーにつながることをトップアスリートは理解しているんです」

 休養にはパッシブレスト(消極的休養)とアクティブレスト(積極的休養)の2種類があり、この休息スタイルを1週間のなかで組み合わせて過ごすのが、“理想的なオフ”だという。

「例えば土日が休みであれば、土曜の午前中に軽くウォーキングやランニングをしたり、ゴルフや草野球をしてみたり…なんでもいいから、少し体を動かす時間をつくるアクティブレストの日にする。そして、日曜日は近くの健康ランドで汗を流し、パッシブレストの日にする。もちろん土日のアクティブレストとパッシブレストを逆にしてもいい」

 要は、休息にもマネジメントが重要なわけだ。疲れないことを目指すのではなく、疲れてもすぐに回復できる能力を備える。現代を生き抜くタフなビジネスパーソンには、「リカバリー力」が必要なようである。