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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

魔法の王国がスマホを変える?!
ディズニー・リサーチの「トゥーチェ」

安間裕
【第11回】 2012年6月6日
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魔法の王国がスマホを変える?!

 次は、ディズニーが誇る研究開発機関、ディズニー・リサーチのTouché(トゥーチェって発音するそうです)。

 これは、Leapと違って、思いっきり、触りましょうっていう技術です(別に変な意味はないです)。


(参考:http://www.disneyresearch.com/research/projects/hci_touche_drp.htm

 これまでのスマホなんかの、ユーザーインターフェースは、基本は、「押す」(マウスの場合はクリックですが)という動作により、コンピュータに対して、各種の「指示」を行なってきました。

 ディズニーのTouchéは、人の体の持つ静電気をもとにし、「触り方によって様々に異なる、静電気のパターン」を認識して、コンピュータを、いろいろなやり方で操ろうというものです。

 デモを見ていただくとわかりますが、無茶苦茶、興味深いです。

 最初の方では、ドアノブとかテーブルを媒体にして、コンピュータが「触り方」のパターンを認識しているところをみせてくれています。

 ドアノブに指一本で触ると、コンピュータ・ディスプレーに「指一本」、つまむと「つまんでる」、つかむと「つかんでる」と表示されます。テーブルも同じで、片方のひじをつくと「片方のひじ」、両方だと「両方」、両手をベタっとつくと「両手を付いている」と表示されます。

 次はスマホみたいなデバイス。これも同様で、「親指」「二本でつまんでる」「全部の指でつまんでる」などを、認識します。

 それから、今度はものを使わずに、人間の動作だけ。右手と左手のひとさし指をくっつけると「一本くっついてる」、左右の指を全部くっつけると「全部くっついてる」握ると「握っている」、水槽の底にセンサーを置けば、「指一本で水に触ってる」から「手のひらを底に浸けている」まで、認識します。

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グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

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