偏差値30、学年ビリのヤンキーが、倍率約8倍の法科大学院に合格、日本最難関の試験に一発合格した勉強法をまとめた『ずるい暗記術』の図解版が登場。理解もいらない。ノートも使わない。時間が短いほど効果の表れる勉強法は、資格試験、英語、大学受験ほかで効果を発揮します。
今回は、「問題集を活かした勉強法」をお伝えします。しかも、たった3ステップで知識が吸収されていきます。ここでも、理解することは意識しないでおきましょう。

まず、過去問の
答えを繰り返し見る

 まず、3~5年分くらいが掲載されている過去問を購入します。

 過去問を選ぶポイントは、下記を参考にしてください。本との相性は、勉強を続けるモチベーションにも関わってきます。使ってみてしっくりこなければ、すぐに変えましょう。

 購入したら、最初は目次をサラッと見て、次に答えだけを見ます。

 理解せず、頭も使わず、ただながめるだけです。これがステップ1です。

 ステップ2は、答えと問題文を照らし合わせます。答えを1問見たらその問題を見る、というふうに1問ずつやっていきます。

 ステップ3は、そこに解説をプラスします。「面白い!」とか「なるほど!」など、読んだときの感想をメモしておくと、記憶として定着しやすくなります。

 どちらのステップも最初は時間をかけず、回数を重ねるごとに少しずつ時間をかけていくようにします。

過去問選びで失敗しない3つの方法