• のれん代の減損が利益に影を落とす• のれん代の減損が利益に影を落とす2月22日、食品大手のクラフト・ハインツ(KHC)の株価が27%下落した。その要因は、過去の企業買収で生じたのれん代の減損費用73億ドルを損失として計上したためである。その結果、2018年第4四半期の最終損益は126億ドルの赤字となった。2015年、ハインツは大株主であったバークシャー・ハザウェイ(BRK.A)とブラジルの投資会社3Gキャピタルの支援によってクラフト・フーズを550億ドルで買収した。今回、クラフト・ハインツはのれん代の減損計上に加えて、減配、さらに米証券取引委員会(SEC)から会計慣行に関して調査を受けていることを明らかにしている。