チャーリー・マンガーという人物こそは、偉大な投資家であるためには偉大な学び手でなければならないことを示す生き証人だ。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイの副会長を務めるマンガー氏。筆者は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のバークシャー担当記者とともに4月下旬、ロサンゼルスの自宅にマンガー氏を訪ねた。マンガー氏の話しぶりからは、この偉大な投資家が95歳だとはとても思えない。ましてや、ほとんど目が見えず、歩くとひどい腰痛がするなどとは思いもよらない。マンガー氏は鋭気と好奇心に満ち、年齢が彼の3分の1ほどの人でもうらやむほどの集中力を持っている。マンガー氏は心に浮かぶあらゆることを話してくれた。好きなことは、「何がうまく行き、何がうまく行かず、それはいったいなぜなのか」を考えることだという。
バフェット氏盟友マンガー氏が説く投資哲学とは
成功の秘訣は自分が最高だと思ったアイデアを潰すこと
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