• 配当とキャッシュフローが魅力のインフラ関連企業• 配当とキャッシュフローが魅力のインフラ関連企業インフラ関連企業には、ディフェンシブ銘柄が持つ特徴と潤沢なフリーキャッシュフローが備わる。インカム狙いの投資家であれば、特に景気サイクルの後期にある今のような時期には、こういった企業に注目するべきだろう。インフラ関連企業の多くでは配当成長が見られるが、それは「安定したキャッシュフローを生み出す事業によって支えられている。こうした事業の多くは規制対象となっているか、あるいはコンセッション方式に関するものだ」と、資産運用会社コーヘン&スティアーズ(CNS)のベン・モートン氏は本誌に語る。コンセッション方式とは、公共施設において、施設の所有権は公共主体が有したまま運営権を民間事業者に設定することであり、有料道路などがその例だ。