5回も会社を変った
筆者の経験

 私自身も、新卒の頃は外資系製薬企業の営業(MR : Medical Representatives)として社会人のキャリアをスタートしたが、その後、企業の合併、異業種への転職など数々のキャリアチェンジを経た。

 現在(6社目)の勤務先はAKTANA International LLCで、AI等を駆使しながら製薬企業のマーケティングやプロモーションを支援している。

 今思えば、新卒の頃の私は、このようなキャリアパスを経るとは想像もつかなかった。1997年の時点では、私はビジネスで現実に活用できるAIの技術を知らなかったし、AIがここまで発達することも予想できなかった。

 でも、現実にはAIは急速に発達したし、そのことで社会も大きく変化しつつある。

 このように、私自身も想像していなかったキャリアではあるが、満足している。

「裁量権のない仕事」は大きなストレス
とにかく「主体的」がキーワード

 それは、概ね、自ら「主体的」に自分のキャリアを決めてきたからだ。

 そしてこの「主体的」というキーワードは、これからのビジネスの世界や企業の中でもますます重要な意味を持ってくる。「主体性」なしには、ビジネスで結果を出すことも、健康でいつづけることさえも難しくなるからだ。

 従来、

・仕事の量的負担が重い
・裁量権がない
・上司や同僚からの支援を得られない
・交代制勤務の仕事だ
・長時間労働の仕事だ

 などは、職場におけるストレスの原因(心理社会的要因)となるということが知られていた。「働き盛りの世代」は、仕事量が多いものの裁量権はなく、非常に高いストレスにさらされていることも多い。