なお、3000円以下の商品には送料540円がかかる(沖縄・離島へは送れない)。支払いはクレジットカードのほかにAmazonペイや楽天ペイ、コンビニでの翌月払いなども選べる。また、どこに寄付するかも選んだ。金額は数十円程度だが、割引価格で購入できた上に誰かの支援に役立つと思うと、何だか楽しい気持ちになれた。

 注意点もある。これらのサイトは往々にして1商品あたりの内容量が多くなっている点だ。5食入り袋麺が6個、ジャムが24個、缶詰12個などと大量に届く。食べきれずに廃棄すれば本末転倒になるので、慎重に選んだほうがいいだろう。

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 今回は詳しく触れないが、飲食店から出る食品廃棄を減らすべく、余った料理などのテイクアウトができるフードシェアアプリも人気だ。代表的なものとして「TABETE」(タベテ:Cocooking:コークッキングが運営)、「Reduce GO」(リデュースゴー:SHIFFTが運営)がある。会員登録をした上で、余剰料理や食品が発生した店に予約をした後、現地まで直接取りに行く。こうしたサービスがビジネスとして成り立つほど店側にも食品ロスを減らす意義やメリットがあるということだろう。

 最後に、農水省の報告書に記載されていたコメントが印象的だったので紹介したい。

『食品ロスが現代社会で問題視されているのには、賞味期限のルール化が関係している。昭和20年代~30年代の時代には、食べ物の期限については、個人個人が独自の嗅覚、視覚、味覚を発揮して食べられる物か否かの判断を行い、余程のもの以外はすべて食していたように記憶している。しかし、誤って鮮度が落ちた物を食べ、お腹を壊すことも時にはあった事も事実。こうした過ちを経験し、食品の安全性を自然と勉強していった。しかし、今更昔のような暮らしに戻ることは不可能だと思われる事から、最後は個人個人の意識の問題で、食べ物への感謝ともったいない精神をもう一度自覚し無駄な食事環境を改革してゆく事が肝要かと考える。』(一部加筆)

 皆さんの家庭にも、買ってきたまましまい込まれ、賞味期限を迎えそうな食品はあるのではないだろうか。まずは食べ切る習慣からつけていきたい。