いろいろな交流会がある中で、いまの自分のステージに必要な知識やノウハウが手に入る場なのかを、きちんと見極めることが必要です。
もし、あなたが「人」について何かのきっかけを探しているのなら、「(あなたと)同じレベルにいる、同じ志を持った人」とつながってみてください。最初は、まわりの真似と気持ちの維持が大切だからです。
私自身もそうだったのですが、最初は、あれこれ否定したり意見をいってくる師匠や先輩よりも、まずは話し合えて、悩みを共有できる仲間の存在が大きいものです。その頃の仲間が強い人脈に育ち、いまも信頼できるビジネスパートナーとして関係が続いています。
私の主宰する「起業18フォーラム」では、「強い人脈」を次のように定義しています。
電話できる人であり、さらに「いま失業しているのですが、仕事を紹介してもらうことはできますか?」と聞ける仲である人が「強い人脈」の条件になります。
これは昔、キャリアカウンセラーの先生に教わった話なのですが、失業時に電話を掛けて仕事の紹介を依頼するということは、相手にとっては「重たい話」であり、親しい人やそれなりに知っている人でないかぎり、なかなかできないことだということです。
一方で、弱い人脈は「メールアドレスを知っている」「フェイスブックでつながっている」「年賀状を送っている」というイメージです。
ぜひ、現在必要な「人」のレベルがどれくらいなのかを確認して、いまできる範囲でそれを手に入れてください。