・あなたが学生時代に、ハマっていたことは何ですか?
・これについてしゃべっているときが一番楽しい、と思うことは何ですか?
・近所を歩いている10人中8人より、あなたのほうが詳しいと思えることは何ですか?
・あなたが過去3年で、住宅、車、旅行以外で最もお金を投じたことは何ですか?
・人によく褒められることは何ですか?
子どものころの思い出や記憶も
大きなヒントになる
そのほかにも、幼少期の頃を思い出してみるのも効果的です。
「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、幼い頃に好きだったこと、居心地がよかった環境、苦手と感じたものなどは、現在の自分にもつながっているものです。
また、「幼い頃」という言葉を「新人だった頃」と考えてみると、社会人になりたての頃の記憶、仕事や上司に対して感じたことも、現在の仕事観にさまざまな影響を与えていることがわかります。
いまの段階では、自分が好きなこと、好きな環境、好きなもの、好きな人――、そんな何かを発見できれば、それで十分です。ビジネスをクリエイトしようなんて思うと、難しくてわからなくなります。
「こんな人にこんなことをしてあげたいな」「あんなことができたら面白そうだな」と思えることがあったなら、120点の出来といってもいいでしょう。
この「好きなこと」を明確にすることは、人によっては深みにはまってしまい、3ヵ月、1年と悩みに悩んでしまうことがあります。
確かに、自分に対する答えを見つけたいと思う気持ちはわかりますが、実際にやってみなければわからないことが多いのも事実です。
考えるのは最長でも1カ月。悩んでしまったら、「とりあえずこれでいいや」と選んでやってみること。それがとても大切になります。