投資の基本は
「眠っているお金に働いてもらう」

 ときに大きな失敗を繰り返しながら、株を始めて10年ぐらいで利益の累計が1億円になりました。私が実践しているのは、誰でもできる簡単な投資法です。ではここで、その基本を3つ紹介します。

1.好きなジャンルの会社を買う

 前回、銘柄選びが最も重要であるとお伝えしましたが、オススメするのは好きなジャンルの会社を選ぶ方法です。なかなか見つからない場合は、日経225の銘柄(「日経平均株価」を算出する基となっている銘柄)から選んでみるのもいいでしょう。

 なぜなら「日経225」に組み入れられている有名企業の銘柄は、基本的に値動きが激しくないので焦って買ったり、売ったりする必要がないからです。

2.「買い」のタイミングは3つの情報をチェックする

 株を買う時、株価の推移を示す「チャート」と売買の数量を示す「出来高」、売買の注文状況が一目でわかる「板」の3つを参考にします。

 株の売買は株を売りたい人がいて、そして買う人がいるから成立します。

 証券会社のサイトでは、銘柄ごとに「チャート」と呼ばれる株価の値動きを表わした折れ線グラフと、「出来高」と呼ばれる棒グラフが出ています。この2つを見て、株を買うタイミングを考えます。そしてもう1つの「板」も参考にします。買う時は、売りたい人よりも、買いたい人の数が多い時を狙うのがポイントです。

 良いニュースが出て投資家の注目が集まると、出来高が増えるとともに株価も上がっていきます。株価と出来高が上がり始めたタイミングで買って、その2つがピークになった時に売るのが理想です。

 良いニュースが出た後に買うと、ベテランの投資家は「遅すぎる」と言いますが、報道された後で買っても利益は十分出せると思います。