年功序列が残るマスコミ業界
高待遇の理由は「賞与」にあり
高待遇で知られるマスコミ業界ですが、給与は個人の実績次第ではなく、未だに年功序列で決まることが多いとのこと。業績が好調であれば、社員に賞与として破格の金額で還元されるため、それが高待遇につながっているようです。
企業の例)電通、テレビ朝日、小学館
【年収1000万円「マスコミ」の社員クチコミ】
「給与は良い。28歳で1000万を超えた。家族手当など手厚い。ただし昇給については年次の占める割合が非常に高く、結果を残してもあまり変わらない(営業、男性、電通)」
「新卒で年収900万前後。20代中頃~後半で1000万円前後。月収は普通だが、ボーナスが異様に高額。夏は手取りで120~150万。冬は220~250万。それに加えて春(4月)と秋(10月)にも、数十万が支払われる(総合職、女性、テレビ朝日)」
「入社4年目年収1100万円。賞与は年2回。20代中盤だと、トータルで230万程度。3月に特別賞与が一律10万円程度なので240~250万円。編集系は総じて残業時間が多いので、給与は多い。週刊誌だとプラス100万円ほど違う。年功序列型賃金体系(漫画編集、男性、小学館)」
今回紹介した業種・職種のほかに、20代で年収1000万円が狙える仕事は他にもあります。例えば、巨額の資産投資や運用を行う金融専門職、コンサルタント、弁護士や会計士などの専門職、あるいはキーエンスのような高給で知られる企業です。
20代でこんなに仕事を頑張っているのに給与の面で報われないと思って働いている人も少なくないでしょう。しかし、こうした社員クチコミからも分かるように、実力さえあれば、20代でも年収1000万円を目標にし、ひいては現実にすることができるのです。
(本記事はOpenWork[オープンワーク]からの提供データを元に制作しています)