1日2個のキウイフルーツが
便秘解消に有効な理由

 日ごろの食生活で不足している食物繊維を補うことが、便秘解消につながる。バナナやこんにゃく、生わかめなどが水溶性食物繊維を多く含んでいるとされているが、三輪氏によると、ほかにも効率的に食物繊維が取れる食材があるという。

「おすすめは『キウイフルーツ』です。グリーンキウイを1個食べると、約3グラムの食物繊維を取ることができます。また、キウイには水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も含まれているので、バランスよく食べられるのも特徴ですね。食物繊維が多いといわれている『生わかめ』や『こんにゃく』の場合、毎日100グラム以上食べなければ同量の食物繊維を取ることができません。しかし、グリーンキウイを1日に2個食べれば、不足している6グラムほどの食物繊維を手軽に取ることができますよ」

 水分摂取、食事の工夫、適度な運動…3つの習慣を継続できれば、ある程度の便秘は克服できるはず、と三輪氏。そして最後に“便秘は病気”だという事実を認めてほしい、と話す。

「一般の人を対象にアンケートを実施したところ、2人に1人は便秘を疾患として捉えていないことが明らかになりました。便秘に対して『体質である』『病気というほどのことはない』というイメージが強いのが現状です。しかし、便秘はれっきとした病気なので、甘く見てはいけません。生活習慣を正しても便秘が治らない人は、一度医療機関に相談してみてください。近年ではさまざまな薬が登場しているので、個人に合った薬が見つかるケースも多いです。便秘を克服して楽しく長い人生を送りましょう」

 生活の質を上げるカギは便秘解消にあり。現在便秘に悩んでいる人はもちろん、便秘予備軍の中高年は今日から正しい排便習慣を意識してみよう。