日本経済復活の処方箋
答えはどこにあるのか?

日本経済浮沈の命運を握る7大テーマの大激論!<br />論客のガチンコ対決で見えてくる経済迷走の“なぜ?”

 1990年代初頭のバブル景気崩壊以降、日本は「失われた20年」と呼ばれる長期の景気停滞の最中にあります。この間、どうすれば景気を回復させることができるのかを巡ってさまざまな経済論争が巻き起こりましたが、いまだ景気回復には至っていません。

 『週刊ダイヤモンド』7月21日号の特集「激論!日本経済」は、16人の錚々たる論客が、日本経済浮沈の命運を握る7大テーマを巡ってガチンコの大激論を展開します。

 巻頭では、舌鋒鋭い池田信夫・アゴラ研究所所長と新進気鋭の飯田泰之・駒澤大学准教授が、日本経済復活の処方箋について議論を戦わせています。

 いわゆる構造改革派(池田氏)とリフレ派(飯田氏)として対立する両者ですが、激論を続けていくうちに意見の一致をみたテーマがあります。「税負担と受益の関係をもっと明確にすべきだ」という点です。

 税金を中央にプールしてから配分するのではなく、国が地方にある程度徴税権を渡していく。つまり、自分たちのお金が身近なところで何に使われるのかが目に見えれば、高い税率でもみんな受け入れられるのではないか、という考え方です。

 16人の論客による侃々諤々の激論は、その丁々発止のやり取りだけでも十分読みごたえがあるものですが、問題の理解を深めるために、両者の対立点と一致点を明らかにした論点整理のチャートも用意しました。

 本特集では、激論の「結論」は示されていません。答えはどこにあるのか。自分で考えることでしか、それは見つからないのだと思います。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 前田 剛)