3メガバンク決算
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11月13日から14日にかけて、3メガバンクグループの2019年度上期(4〜9月期)決算がそろい踏みした。米中貿易摩擦といった経済情勢の不透明さがマーケットの低迷を招き、メガバンクの決算を直撃。3社そろって、顧客向けビジネスの不振にあえいだ。(ダイヤモンド編集部 田上貴大)

三井住友は業績目標を下方修正
メガバンクは金融商品販売で苦戦

「下期に背伸びした数字目標をつくっていた」ーー。

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)の太田純社長はこう述べて、2019年度の通期業績目標の下方修正に踏み切った。純利益は据え置きだが、本業の利益である「業務純益」の目標を450億円減らして、1.1兆円になる見通しを示した。

 修正の主因は、顧客向けに金融商品を販売する手数料事業の減益だ。修正する450億円のうち、250億円を占めたのが、同事業の下振れである。

 この状況は、11月13日から14日にかけて上期(4~9月期)決算を発表した3メガバンクグループに共通している。主要な業績比較については次の図に譲るが、三井住友FGの上期業務純益が前年同期比13.3%減益の5546億円となったのは、この手数料ビジネスの低迷が主因だ。