【1972年】フォード「ランチェロ」(Ford Ranchero)

 1970年代中盤にミニトラックが登場しトラック市場を席巻するまで、GM(ゼネラルモーターズ)とフォードが開発競争を繰り広げたのが、既存車のシャシーを用いたピックアップトラックでした。

 現在47歳の人が生まれた1972年の名車である6世代目のフォード「ランチェロ」は、ベースモデルにトリノ・クーペを採用しています。

 オプションとして、429cid(約7リッター)という大型V8エンジンの搭載も可能でした。

【1973年】シボレー「モンテカルロ」(Chevrolet Monte Carlo)

 現在46歳の人が誕生した1973年を彩ったのが、この年にフルモデルチェンジが行われた「モンテカルロ」でした。何よりも人々を魅了したのは、遠くに流れていくようなフェンダーの形状であり、優れた駆動性でした。

 これはGMにとって大ヒットとなったクルマであり、前年にアメリカで制定された5マイルバンパー(5mph=約8km/hで衝突した際にもクルマの安全機能部品を保護し、衝突による損傷を最小限にすることを目的に制定された法規要件に適合するバンパーのこと)の基準を満たした見事なデザインは、感動的ですらありました。

 また、厳しい排気ガス規制にも対応した、大形の454cid(約7.4リッター)V8エンジンを積むことも可能でした。ちなみにGMの副社長だったジョン・デロリアン氏が独立してデロリアン・モーター・カンパニーを立ち上げる前、置き土産としてGMに残したのがこのクルマでした。