若いころ、節約のために「1日1食で済ませる」といった荒業を使った経験のある人も多いだろう。しかしアラフォーともなると、節約と同時に考えなければならないのが健康。無理のある節約術が、結局高い医療費になる……なんてことでは本末転倒。アラフォーにはアラフォーの節約術があるはずだが、どうだろうか。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)
大人の余裕漂う
スマートな節約術とは
年を重ねていくと金銭感覚やお金への向き合い方が徐々に変化してくる。若いうちは入るそばから使おうが気にとがめることはないが、アラフォーあたりになってくると「家庭」や「老後」といった2文字の拘束力が強くなり、お金にシビアに向き合わざるを得なくなってくる。年齢と同時にキャリアも重ねていくので稼ぎもアップするかもしれず、この場合、生活は豊かになるであろうがお金のへのシビアさが損なわれるわけではない。家庭も老後もアラフォーにとっては厳然として立ちはだかるリアルだからである。
そこで節約術である。暮らし向きを大幅に変えることなく貯金などに回すためのお金をねん出すべく、アラフォー男性らの節約術が火を吹くのである。
若者の節約術は若さなりの勢いがあってそれはそれでよろしい。