会社のしくみ#予告編Illustration by Yuuki Nara(以下同)

「会社とは何のために存在するのか」「財務3表はなぜ理解していなければいけないのか」――。一見、無関係に思えるこの二つの問いは、実は根底で結び付いている。そのつながりを知れば、自社が何を目指し、社会とどう関わるべきかという「会社のしくみ」と財務の理解が一気に進む。特集「会社のしくみ」(1月27日〈月〉~31日〈金〉、全5回連載)では、4回にわたるマンガ「ハラハラドキドキの事業再生物語」と、その裏テーマを解説する記事1回を通して、超簡単に二つの知識を身に付けることができる。

「週刊ダイヤモンド」2018年4月21日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

Part1 1月27日(月)配信
利益アップに効くのは単価、販売数、原価、固定費のどれ?【マンガでわかる財務3表】

会社のしくみ#1

 老舗オーディオメーカー「ダイヤ音響」に勤める主人公・前野カオルは、専務が廃止を迫るオーディオ事業部の改善チームに任命された。財務コンサルタントの叔母・北条聡子にアドバイスを求めると、「損益計算書(PL)」を見せ、利益の増やし方は四つあると明かした。利益アップに効くのは単価、販売数、原価、固定費のどれ?

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Part2 1月28日(火)配信
日本企業が「物言う株主」と向き合わなくてはいけない理由【マンガでわかる財務3表】

会社のしくみ#2

 オーディオ事業部改善チームの「敵」は社内だけではなく社外にもいた! 事業継続にかみつく株主の投資家に反発を覚えるカオルは「ハゲタカ」と呼ぶ。ところが、北条は「日本企業はこれまで甘え過ぎていた面がある」と指摘し、株主や投資家ときちんと向き合うべきだと諭す。その理由とは?

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Part3 1月29日(水)配信
今さら聞けない「ROEって何?」をやさしく解説【マンガでわかる財務3表】

会社のしくみ#3

 社内外からオーディオ事業の廃止を迫られ落ち込むカオルに、北条は「貸借対照表(BS)」の読み解き方を伝授する。そして、PLの利益とBSを組み合わせて考えれば、今や理解必須となったROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)が簡単に分かるという。

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Part4 1月30日(木)配信
会社に評価される人は「キャッシュ」を意識できる【マンガでわかる財務3表】

会社のしくみ#4

 オーディオ事業部の利益改善に自信を深めるカオルだったが、事業廃止を迫る専務の「キャッシュは追い付いているか」という問いの意味が分からず、窮地に陥る。北条に泣き付いたカオルは、「キャッシュフロー計算書(CF)」でキャッシュの重要性や利益との違いなどの知識を身に付ける。財務3表をマスターしたカオルはオーディオ事業部を守ることができるのか? 物語はついにクライマックスを迎える!

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Part5 1月31日(金)配信
「会社のしくみ」がわかれば財務もわかって働き方が変わる!【図解でわかる財務3表】

会社のしくみ#5

「マンガでわかる財務3表」には裏テーマが隠されていた。それは「会社のしくみ」だ。「会社って何?」「誰のもの?」「どうやって動いている?」「私は何のために働いている?」――。全く関係がないように思えるそんな問いが、実は財務の理解を深めるための“隠し味”なのだ。

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