大切なのは巻き込む力ではなく、巻き込まれる力。いい意味で「受け身」でいればいるほど、いつのまにかいろいろなスキルが身につき、信頼されて大きな仕事をもらえる。

【必読ポイント!】
◆ 「地味な起業」をやってみよう
◇「地味な起業」の始め方

 地味な起業は、人によってさまざまなやり方が可能だ。普通の会社員をしている人なら誰でもやったことがあるようなことから、一歩踏み込んだスキルが必要な方法まで、幅広くチャレンジできる。

 著者は、わかりやすいように、実践法を「マネジメント系」「クリエイティブ系」「コミュニケーション系」の3つに分類している。この中の1つに取り組んでみるだけでも、すぐに「地味な起業」にチャレンジできるだろう。

◇マネジメント系

 1つ目の「マネジメント系」は、数字管理やコツコツした作業が得意な方向けである。人とお金の流れの管理をするため、定期的に数字を報告する仕事が中心となる。

 セミナーを開催するときの参加者のリスト管理や、商品の購入者の入金管理などをする「Excelでの数値管理」は難易度が低く、別のいろいろな作業にもひもづきやすいサポートである。

 難易度が高いものでは、GoogleやYahoo!などに広告出稿する「広告代行」などがある。しかしこれも「Google広告 出し方」などで検索すれば、とりあえず広告を出すことはできる。プロがやるようなレベルではなくとも、低価格でデジタルマーケティングを手伝ってくれる人は、事業をしている人にとってはありがたい存在である。それに、広告のスキルは、将来本当にやりたいことが見つかったときにも役に立つので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

◇クリエイティブ系

 2つ目の「クリエイティブ系」は、モノを作ることが得意な方におすすめだ。動画や画像、スライドなどの作成が主な仕事である。会社の会議資料を作成する感覚で仕事ができ、スキルアップに応じて単価も上がっていきやすい。