また友釣の方は、鮎の強い縄張り意識を利用した方法です。

 石垢を食べる鮎は、自身の餌場を持っていて、そのテリトリーを侵害してくる鮎を攻撃します。

鮎飯
【材料】鮎…3尾/塩…適量/米…3合/出汁…適量/酒…大さじ1/塩…小さじ1/2/醤油…大さじ2/茗荷…3個/青紫蘇…5枚/木の芽…7枚程度
【作り方】 ①炊飯器に洗米、酒、塩、醤油を入れ、分量の出汁を入れて炊く。②鮎は肛門の手前を軽くしごいてフンを出し、洗って串を打ち、両面に軽く塩を振って焼き、頭、ヒレ、骨を取ってほぐしておく。③1が炊けたら2を入れてざっくりと混ぜて蒸らし、刻んだ茗荷と青紫蘇、木の芽を混ぜる。
器提供:漆屋くろえ

 そこで釣り糸に囮《おとり》の生き鮎をつけ、ぶつかってきた鮎を鮎掛鉤《あゆかけばり》にひっかけて釣る、という方法です。

 今では数が激減した天然鮎ですが、養殖の鮎との簡単な見分け方があります。

 鮎をひっくり返し、顎を見ると、両サイドに小さな点(下顎側線孔)が並んでいます。

 この点が左右対称に4対4で並んでいるのが天然鮎で、数が少なかったり、線対象に並んでいない場合は養殖である可能性が高いとか。

鮎の梅煮
【材料】鮎…3尾/酒…100ml/醤油…50ml/みりん…50ml/梅干し…1個/実山椒…小さじ1
【作り方】 ①鮎は水洗いしてぬめりを取ったら、素焼きにする。②鍋底に笹の葉か、なければクッキングシートを敷き、1を並べ入れる。酒、みりん、醤油、梅干しを入れて弱火でアクを取りながら煮る。煮汁が半分ぐらいになったら実山椒を入れ、出汁が煮詰まるまで煮る。

 いずれにせよ、全体に丸みを帯びていて、腹がしっかりしているもので、胸びれの上の黄金色の斑点がハッキリしている鮎を選んでください。

 また、捕りたての新鮮な鮎は、刺身や“背ごし” と呼ばれるぶつ切りでいただくことができますが、そうでない場合は冷水病などの感染症の恐れがあるので、生食は避けた方が無難です。