19年11月のクラークでは驚きの店名を目にした。バンコクやパタヤで日本人に人気のバー「BACCARA(バカラ)」だ。

ドゥテルテ政権で浄化?韓流化が進むフィリピン最大の歓楽街の未来パタヤ店と姉妹契約しているという人気バー「BACCARA(バカラ)」

 この場所には、かつて「ブルーナイル」というエジプトをコンセプトした中型店があったが、その後、店名をいくつか変えていた。19年4月のときにはなかったので、昨年夏以降にできたと思われる。

 2階もある店は居抜きで使用されていた。女性スタッフがもっとも多い夜6時ごろだと、2階まで韓国人客中心ににぎやかだ。

 フィリピン人男性マネジャーによると、パタヤのバカラと提携しているとのこと。本当かどうか定かではないが、そもそもバンコクとパタヤのバカラも姉妹店ではなく資本関係もないらしいので、名前だけ有料で借り受けているのかもしれない。

 店の看板をよく観察すると、タイのバカラのロゴとデザインが違っている。現在の“本家”ロゴは、もっと細いフォントでデザインされており、クラーク店のデザインとは見るからに違うことが分かる。