(3)インターン合同説明会に参加

 インターンシップ合同説明会とは、大手ナビサイトなどが主催する一度に複数社が集まるインターンシップの説明会のこと。効率的にインターンシップ実施企業の話が聞けるだけでなく、自分の志望業界や企業でなかったとしても、たまたま話を聞いて関心を持つこともあるなど、偶然の出会いがあるのも魅力だ。

 例年であれば、大きなイベント会場で実施されることが多いが、今年は新型コロナウイルスの影響により、オンラインで実施するナビサイトも増えている。自宅のパソコンやスマートフォンから気軽に参加して、企業を探してみてはどうだろうか。

(4)スカウト型就活サービスに登録し、企業からのオファーを待つ

 近年、登録者数が増加しているのが「スカウト型」の就活サービスだ。学生が自分のプロフィールや適性検査の結果を登録しておくと、企業からオファーが届くというもので、採用選考の案内のみならず、インターンシップの案内をする企業も増えている。まだ志望業界や企業が決め切れていないという就活生は、まずこうしたサイトに登録して、インターンシップの案内が来るのを待つのもひとつだろう。

(5)大学のキャリアセンターにあるインターンシップ求人を確認

 最近では、大学のキャリアセンターも就職支援にとても力を入れており、インターンシップについても情報発信している。コロナの影響でオンライン授業となり、大学に訪れる学生は減ったが、大学内のイントラネットでインターンシップ情報を紹介している大学も増えてきている。まずは、大学のキャリアセンターのサイトをチェックしてみよう。

(6)先輩からのクチコミを参考にする

 インターンシップ先を選ぶ際に最も参考になるのが、先輩からの評判やクチコミだ。大学の先輩に「おすすめのインターンシップ先」などを聞いて教えてもらったり、身近にそうした先輩がいなければ、ツイッターなどのSNSで21年卒学生の投稿をチェックしたりしてみるのもおすすめだ。

 最近では、「誰かの役に立つかも……」とSNSで自分の就活体験を投稿する学生が増えており、それを参考にする就活生も多くなっている。リアルの先輩とオンライン上での見知らぬ先輩からのクチコミを参考にしてみてもいいだろう。