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近年の「腸活」ブームによって注目を集めている食品のひとつが「オートミール」です。「スーパーの棚からオートミールが消えた!」といったニュースを見聞きしたことがある人もいるかもしませんね。でも、「名前は聞いたことがあるけれど、食べ方がわからない……」「体にいいとは聞くけれど、おいしくなさそう……」といったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。オートミールは、海外では朝食や離乳食としてポピュラーな食品です。というのも、オートミールにはたくさんの栄養的メリットがあるから。今回は、そのオートミールが持つメリットと簡単な食べ方を解説しましょう。(管理栄養士、パーソナルトレーナー 西巻草太)

gI値が低く腹持ちがいい!
オートミールは優秀なダイエット食品

 オートミールの持つメリットとして、食後の血糖値の上がりやすさを示す「gI(グリセミック・インデックス)値」が低いということが挙げられます。gI値が低いほど、血糖値を下げて余分な糖を脂肪として蓄える働きのあるインスリンの分泌が緩やかになるため、同じエネルギー量であっても太りにくく、ダイエットに適した食品といえます。また、低gI値食品は、血糖値の急上昇・急降下を抑えられるため、食後の空腹感や眠気も起こりにくいというメリットもあります。

 オートミールのgI値は55。これは、玄米と同じくらいの値で、白米の88、食パンの95と比べるとかなり低い値であることがわかります。でも、意外に思うかもしれませんが、エネルギー量で比較してみると白米100gの358kcalに対してオートミール100gは380kcalと、オートミールのほうが高カロリーです。それなのに、なぜオートミールがダイエットに適しているのでしょうか?