サラダの思わぬ落とし穴、ヘルシーなつもりが逆効果!?Photo:PIXTA

サラダを食べていれば健康的?
意外と不足しがちな栄養素とは

「野菜はサラダで毎日食べています!」「朝は健康のためサラダだけです」など、サラダは健康的というイメージは定着していますよね。ただ、意識してとらないと意外と欠けてしまう栄養素があることをご存じでしょうか?今回はサラダをより健康的なメニューにするワザをご紹介します。

<サラダだけ食べていると不足しがちな食材>

・緑黄色野菜

 皆さんはサラダというと、どんな野菜を思い浮かべますか?

 外食やコンビニなどでよく使われているのが、キャベツ、レタス、大根。これらは「淡色野菜」と呼ばれています。他にもサラダのトッピングとしてよく使われている玉ねぎ、セロリ、きゅうり、コーンなども淡色野菜に分類されます。

 野菜は1日350g以上とることが推奨されていますが、そのうち120g以上は緑黄色野菜からとるのが理想的なバランスになります。淡色野菜のサラダを食べても「緑黄色野菜」がとりにくいので、単にサラダだけ食べるのではなく、濃い野菜も意識してとり入れないと緑黄色野菜が不足してしまいます。

・肉、魚、卵などのタンパク源

 サラダの他におかずがあれば問題ないのですが、健康のためにとにかくサラダだけを食べるような極端な食生活をしていると、肉や魚、卵などのタンパク質が不足しがちになります。タンパク質は私たちの体をつくるために不可欠な栄養素の1つです。不足が続いてしまうと、疲れやすくなるだけではなく、筋肉が落ちて太りやすく痩せにくい体になってしまいます。