地方エリートの没落#0
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各地の産業を支えてきた地方銀行、世論形成を担う地方紙、そして中心市街地の“顔役”だった地場百貨店――。地元経済を牛耳ったエスタブリッシュメントたちの足場は、新型コロナウイルス危機が起こる以前からすでに危うかった。特集『地方エリートの没落 地銀・地方紙・百貨店』では、彼らを襲う不安と窮状を、9月21日(月)から27日(日)までの全13回でお届けする。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟、田上貴大、宮原啓彰、山本興陽)

#1 9月21日(月)配信
地銀再編は「スガノミクス案件」に!頭取に迫る史上最強の統合圧力

地方エリートの没落#1
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 ヘビに睨まれたカエル――。9月16日に誕生した菅義偉新首相が、地銀再編の必要性に言及した。青森県の地銀2行の統合観測が政権発足前に流れ、他行も浮足立つ。地方の“殿様”として君臨してきた地銀の頭取たちに、決断の時が迫っている。

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#2 9月21日(月)配信
地銀「経営危険度」ランキング、6指標でスガノミクス再編の標的を占う

地方エリートの没落#2
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「スガノミクス」の改革ターゲットとして再編待ったなしの地銀はどこなのか。金融庁が問題視する収益性低迷、コロナ禍に伴う企業倒産地獄がもたらす財務健全性の悪化、さらにかつて金融庁が試算した都道府県別の「存続可能地銀数」という三つの観点から、地銀103行を独自にランキングした。

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#3 9月22日(火)配信
地銀「雇用力減少」ランキング、年収と従業員数を基に独自解析

地方エリートの没落#3
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 地銀が地方で絶大な人気を誇る就職先であり、安定職種だったのも今は昔の話だ。経営統合や採用抑制を経て行員数は減少。全国地銀の「地域雇用力」は著しく低下した。地方経済を左右し得るエリートたちのメッキは、もう剥がれかかっている。

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#4 9月23日(水)配信
共同通信「人員数2割減」リストラの真相、次の焦点は高過ぎる給料か

地方エリートの没落#4
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 共同通信が大リストラに着手した。自然減で人員の2割減を目指すという。同社は地方紙などの加盟社が支払う「社費」を収入源とするため、販売部数減とコロナ禍に見舞われる地方紙の窮状を受けたものだが、現場からは「いずれ賃金もカットされる」との不安の声が漏れる。

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#5 9月23日(水)配信
地方紙トンデモ列伝、取材先との癒着や前時代的な社風も

地方エリートの没落#5
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 その土地に深く根を下ろす地方紙は、紙面からは読み取れない裏の顔を持つことも。地方行政との癒着により闇に葬られる不祥事や、会長が君臨し「北朝鮮」と呼ばれる社風……。ジャーナリズムとは懸け離れた、地方紙の“トンデモな行間”を読む。

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#6 9月24日(木)配信
地方紙「販売部数減少率」ランキング、西日本新聞と北海道新聞の苦境に迫る

地方エリートの没落#6
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 九州を代表するブロック紙である「西日本新聞」は、過去5年で販売部数を26%超も減らした。全国主要紙の中でワースト1位の激減ぶりを受け、福岡県以外の地域は撤退戦に突入。ブロック紙の地位が危うくなっている。片や北の雄、「北海道新聞」も部数が急降下し、社内の不安は高まるばかりだ。販売部数減少率ランキングで、新聞業界の深刻な状況を浮き彫りにする。

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#7 9月24日(木)配信
35新聞社「経営体力」ランキング、金満からジリ貧まで4パターンの序列浮き彫り

地方エリートの没落#7
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 年間売上高を上回る現預金を抱える“金満”企業である「静岡新聞」をはじめ、地方紙の多くは潤沢な資産を抱えている。とはいえ販売部数減には歯止めがかからず、キャッシュが乏しい一部の地方紙は存続も危ぶまれる。決算書が入手できた新聞社35社の経営体力を丸裸にする。

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#8 9月25日(金)配信
地方紙が苦しむ3つの呪い、ロートル幹部・働き方改革・デジタル化の壁

地方エリートの没落#8
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 地方紙の構造改革を阻んでいるのが、全国紙以上に深刻な読者の高齢化や時代の変化にそっぽを向くロートル幹部たちの多さだ。それは「メガ地方紙」の「中日新聞」や信州の名門紙である「信濃毎日新聞」も例外ではない。地方紙を緩慢なる死に追いやる三つの呪いとは?

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#9 9月25日(金)配信
新聞・通信社「今夏ボーナス額」40社超リスト、毎日45万円の低さが目立つ

地方エリートの没落#9
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 販売部数減が止まらないのは地方紙も全国紙も同じ。多くの新聞社では、地方紙を含めて社員が今なお高給を食むが、歴然とした業界内格差もまた存在する。各社の経営体力を如実に示す、今夏支給されたボーナス額を一挙ご覧に入れよう。

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#10 9月26日(土)配信
全国31地場百貨店「売上高減少」ランキング、11社は2期連続赤字にも

地方エリートの没落#10
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 全国の地場百貨店が、地方都市の中心市街地の“顔役”だったのは、遠い過去の話だ。地元財界の一角を占めるなど存在感を放ってきた地場百貨店は、消費の多様化の波に乗れずに存亡の危機にある。コロナ禍以前から続く深刻な減収ぶりをランキングによって浮き彫りにした。

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#11 9月26日(土)配信
JR九州が地元名門百貨店とデスマッチ!「走る総合不動産」の猛威

地方エリートの没落#11
Photo:kyodonews

 九州では地場百貨店の地盤沈下が進む一方、「走る不動産会社」であるJR九州の商業施設「アミュプラザ」が大躍進中。駅上の巨大商業施設で若年層の買い物客を吸い上げ、北九州では井筒屋を、鹿児島では山形屋を蹴散らして九州各地で猛威を振るっている。

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#12 9月27日(日)配信
名門百貨店「創業家」の栄枯盛衰ドラマ、神奈川・さいか屋は追放危機

地方エリートの没落#12
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 江戸時代に開業するなど、由緒ある地場百貨店は今なお創業家が君臨していることも多い。ただ、過去にはオーナーの独断専行で経営難となり、追放されたケースもある。神奈川県のさいか屋は、今まさにオーナーが経営権を奪われつつある状態にあり、目が離せない。

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#13 9月27日(日)配信
三越伊勢丹「地方百貨店の再生モデル」が失敗した理由、松山三越・混乱の内幕

地方エリートの没落#13
Photo:kyodonews

 地方百貨店の再生モデルとして三越伊勢丹ホールディングスが力を入れる愛媛県・松山三越のリニューアル。だがその内実は、有力ブランドに離反され、約200人の大規模リストラが突然公表されるなど混乱に満ちており、むしろ反面教師にしかならない。その内幕を描く。

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