特集『賢人100人に聞く!日本の未来』(全55回)の#28は、連載『新日本酒紀行』の特別版をお届けする。コロナ後の日本酒を占うために、4人の賢人たちの動きに注目した。(酒食ジャーナリスト山本洋子)
日本酒の出荷量は1973年の177万klをピークに減少し、現在は50万klを割る。4000場あった酒蔵は1700場に。
輸出が好調といわれるが、製造量の5%にすぎない。そこにコロナが直撃し飲食店が休業や時短営業になり、旅行や祭りも自粛で酒の行き場がなくなった。
今回は、4人の賢人からコロナ後の日本酒を占う動きを見いだしたい。