変化が出ない時こそ見直すべきは
「お米」との向き合い方

 ここで「食べても食べなくてもメタボ腹になるなら、もう打つ手がない!やっぱり年のせいなんだ!」と悲観する必要はありません。ある程度の期間、頑張ってダイエットをしても思うような変化が見られないのは、「やり方を変えてほしい」という体からのサインなのです。

 では、どのようにやり方を変えれば良いのでしょう?そのやり方のひとつには、ずっと避けてきた“お米を食べる”ということもあげられます。炭水化物を控えておかずメインの食事を続けると、カロリーはほどほど、糖質は控えめ。であったとしても、気づかぬうちに脂質を摂りすぎている可能性があります。そうした脂質の割合が多い食事ほど、燃えにくく、溜まりやすくもなるのです。

 厚生労働省による指針で理想的な栄養バランスとされているのは「炭水化物50〜65%、タンパク質20〜23%、脂質20〜30%」(日本人の食事摂取基準2020年版)ですが、これをお弁当に置き換えてイメージすると、半分はごはんが占めている状態です。

「そんなの食べすぎ!」と思うでしょうか。

 実際、お弁当のごはんを残す人も少なくないでしょう。でも、その代わりに糖質が少ないけれど脂質が多い揚げ物を食べていたり、ポテトサラダやフライドポテトというような「脂質を多く含む糖質」をとっていたりしませんか?また、こうした糖質を注意して抜いたとしても、おかずが肉ばかりの人と、刺身など魚を摂取する機会の多い人とでは摂取する脂質の量や質も変わってきます。

 糖質にだけ気をつけたら良いとは言えないのです。カロリーを効率よく燃焼させるためにも、脂質のとりすぎには気をつけなくてはいけません。