マクロの記録を始める

 ここからは実際にエクセルを動かしながら、マクロがどのように記録されるか確認します。

 では「開発」タブから「マクロの記録」を押してください。

Excelマクロ初心者に「マクロの記録」を勧めない2つの理由

 マクロ名を決めるウィンドウが出てきます。そのままOKを押すと「Macro1」という名前のマクロになります。

Excelマクロ初心者に「マクロの記録」を勧めない2つの理由

 記録を始めると「マクロの記録」ボタンが「記録終了」ボタンに変わります。

 やりたい作業をしてからこのボタンを押すと、自動でマクロ化されます。

Excelマクロ初心者に「マクロの記録」を勧めない2つの理由

 今回は、下の図のようにセルA1からA5に「テスト」という文字が、セルB1からB5には1から5までの数字が入っているシートで試してみます。

Excelマクロ初心者に「マクロの記録」を勧めない2つの理由作業前のシート

 以下の3つの作業をしていきます。

作業1:B列に列を挿入
作業2:セルC6 に数式「=SUM(C1:C5)」を入れて合計を計算
作業3:セルC6 を黄色に塗る
Excelマクロ初心者に「マクロの記録」を勧めない2つの理由作業終了後のシート

 作業が終わったら「記録終了」ボタンを押します。

 マクロは、自動で作られる標準モジュールの中に保存されます。

 自分で作ったマクロと同じく、ボタンに登録し実行できます。