組織論、モチベーション論こそ
隠れた大テーマ

御立:土屋さんは「社員が楽しく仕事し、結果的に本人も幸せで、会社も儲かる」という仕組みを必死でつくっていると思いました。社員の方々を大切にしています。
ワークマンの成功は、戦略面やオペレーション面から語られることが多いですが、組織論、モチベーション論こそが裏に隠れた大テーマだと思います。

土屋:私は外部の人よりも内部の人を大切にすべきだと思っています。
エクセル経営をやるときも、外部のデータサイエンティストには頼らず、内部の社員を教育しました。アウトドアに行ったときも内部の社員が成長するのを待ちました。

御立:人を育てている会社は、10年、20年の単位で稼ごうと思っています。
今年の業績だけを考えたら外部から社員を大量に入れ、派手なデザインをつくったほうが早く売上は立つのですが10年もちません。

土屋:やっぱり人だと思います。「ワークインライフ」で自分のやりたいことをワークマンでできれる人が多ければ多いほどいい仕事ができます。彼らが夢と興味を持ちながら、仕事をしてくれたからこそ、客層拡大という難しい仕事をやりきることができました。

(完)