どのタイプでも、タンクの水洗いは毎日必ず行うべきだという。

「タンクは毎日水洗いをし、週に1度は食器用洗剤などで洗浄するといいでしょう。そうした手入れのしやすさも考えると、タンクは給水口が大きくて手を入れやすいものが、隅までしっかりと洗えるのでおすすめです」(藤山氏)

 デザインが凝っている加湿器はタンクの形状も複雑なものが多く、細長いブラシなどを用いないと隅々まで洗うことが難しい。こうした洗浄を面倒くさいと感じる人は、タンクが洗いやすい形をしていて、なおかつ手入れの頻度が少なくて済むスチーム式や気化式などを選ぶといいだろう。

 また、藤山氏は加湿器に入れる「水」について、こう話す。

「水道水が最適です。水道水に含まれる塩素が菌の発生を防いでくれますからね。時々、ミネラルウォーターを入れる人がいますが、加湿器には向いていません。また、アロマ液やアルコール、次亜塩素酸などを入れる人もいますが、機械自体の劣化にもつながるのでやめましょう」(藤山氏)

 そして、近々シーズンオフを迎えるにあたり、稼働を終えて片付ける際にも、注意が必要だと藤山氏。

「タンク内に水を入れたままやフィルターに水滴が付着したまましまうと、雑菌やカビが増殖します。すると、次に使うときに、シーズンオフ中に繁殖したカビや雑菌をまき散らすことになるのです。十分に乾かしてから片付けましょう」(藤山氏)

 今シーズン最後の稼働を終え、収納前の清掃を行う際には、「これが来シーズンも安心して使うための準備」と、心得よう。