プルデンシャル生命プルデンシャル生命の社員が働きがいを感じる理由とは? 写真提供:プルデンシャル生命

近年、日本企業でも柔軟な働き方ができる勤務制度、成果主義の導入が進んでいるが、以前からこれらの制度や仕組みが当たり前に機能しているのが、プルデンシャル生命保険だ。多様な働き方や報酬の適正感は、働きがいに欠かせない要素でもあるが、同社にはそれ以外にも社員の働きがいを高める要素があるという。そこで今回は、OpenWorkが行った『社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング2021」』で3位にランクインしたプルデンシャル生命保険に話を聞いた。(ダイヤモンド・セレクト編集部 林恭子)

4つの企業理念の浸透に
専任チームまで設置

「仕事を通じて自分のやりたいことを実現する。これを尊重する文化がプルデンシャルにはある」

 こう語るのは、同社のデジタル戦略などを担当する盛田穣執行役員だ。すべてのサービスの根幹には社員のやりがいがあり、それがお客様の価値につながるという考え方があるという。ただ、やりたいことがあったとしても、現場の社員がそれを意思表示するのはなかなか気が引けるもの。そこで同社では、誰でも自由にやりたいことを発信できるように、フラットで風通しのいい組織運営を心掛けてきたという。

 また同社で大事にしているのが企業理念(コアバリュー)だ。4つのコアバリュー「信頼に値すること」「顧客に焦点をあわせること」「お互いに尊敬しあうこと」「勝つこと」を行動指針として社員に浸透させるために、専任チームまで設置している。

 実際にOpenWorkの同社社員クチコミにも、「企業理念(コアバリュー)を大切にしており、全社員に浸透している。これだけの規模の会社でここまで全社員に企業理念が浸透している会社は珍しいと感じる」(事務、女性)という声があった。

 では、4つのコアバリューの下、社員のやりがいを重視しているという同社には、具体的にどのような制度などで社員の働きがいを支えているのだろうか。今回はプルデンシャル生命の社員が働きがいを感じるポイントを3つに絞って紹介していきたい。

<働きがいのある企業のポイント(プルデンシャル生命保険編)>
(1)タスクフォース参加でさまざまな挑戦が可能
(2)社員主体で学び合う研修制度
(3)創業当時からの柔軟な働き方