夜遅くまで空腹を我慢すれば、どうしても夕飯がビッグミールになりがち。そんなときにおすすめのコンビニ食材は?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナウイルスは基礎疾患を持つ人が重症化しやすいことが問題となっていますが、その中には糖尿病も含まれます。糖尿病対策の食事法というと「糖質制限」が一般的に広まっていますが、これまで5万人以上を診察してきた糖尿病の専門医である森豊さんによると、無理な糖質制限をしなくても「夕食」をひと工夫するだけで、血糖値のコントロールは可能だといいます。そこで今回は、糖尿病の専門医である森豊さん・腸の専門医である松生恒夫さんの著書『血糖値は「腸」で下がる』(青春出版社)から、すぐに取り入れられる血糖値を上げない食習慣のコツを紹介します。

朝食抜きは血糖値を急上昇させる!

 一日の総摂取カロリーを考えたとき、一食抜けばその分のカロリーが抑えられるので、ダイエットのため朝食を抜いている人は少なくないようです。なかには朝は忙しくて、ご飯の支度をしたり、食べたりする時間がない……という理由で朝食抜きにしている人もいるでしょう。

 しかし、血糖コントロールの観点からすると朝食抜きは絶対にNGです。まだ糖尿病になっていない健常の人を対象に、一日の総摂取カロリーは同じにして、

(1)朝、昼、夕食と一日三食をバランスよくとった場合
(2)朝を抜いて昼、夕食の一日二食にした場合
(3)朝、昼を抜いて夕食だけの一日一食にした場合

 で、血糖値・インスリン値(血中のインスリン濃度。インスリンがどれだけ分泌されているかを示すもの)がどう変化するかを測った実験があります。