写真:ビフォアアフター
骨格診断後のスーツ姿はこのように変わる 拡大画像表示

「ビジネスシーンでの好印象はもちろんですが、意外と効果があったのがマッチングアプリでの評価。ある男性は当初、月間の『いいね』数が30前後だったのですが、骨格診断後、自分に似合うスタイリングで撮ったプロフィール写真に変えたところ、月間の『いいね』の数が3倍以上に増えたのです」

 自分に似合う服装を知ることは、対人関係においてメリットばかりなのだ。

「骨格は3つのタイプに分類されます。筋肉の付き方に特徴があり、逆三角形体形の『ストレート』。脂肪の付き方に特徴があり、しずく型体形の『ウェーブ』。そして、関節の大きさに特徴があるボックス型体形の『ナチュラル』の3タイプです。生まれ持った体の作りからタイプを判断するため、脂肪や筋肉が付いても、タイプは変わりません」

似合う服を知ることは
経済的なメリットも

 北村氏のサロンは男性向けサロン(女性の同席も可能)だが、昨秋から予約が殺到しているという。

「お客様からお話を聞くと、コロナによる外出自粛期間中に自分を見つめ直し、『アフターコロナではあか抜けたい』と考えたビジネスマンが多かったようです。一口に『スーツ』といっても、骨格のタイプごとに、似合うスーツのシルエットや、シャツの形、ネクタイの柄は異なります。ある程度のキャリアを積んだモチベーションの高いビジネスマンは、身だしなみがビジネスに与える影響を分かっているので、自分に似合うスーツの相談に積極的なのです。また、似合うスーツのスタイルを理解していると無駄な買い物も減りますから、経済的なメリットもあります」

 では、肝心の骨格のタイプは、どのように診断するのか。