米石油パイプライン運営大手コロニアル・パイプラインのジョセフ・ブラウント最高経営責任者(CEO)はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による攻撃を受け、ハッカー集団に「身代金」を支払った経緯について語った。  コロニアルが問題に気付いたのは5月7日の明け方で、制御室のコンピューターにハッカーから身代金の要求がきていることを従業員が見つけた。困難な決断を迫られたブラウント氏は、同日夜までに支払いを決めた。