投資家は今年、景気敏感株を買い増すことで多額の利益を上げている。爆発的なペースで再開される企業活動を背景に、こうした銘柄が快走しているためだ。  20本を超えるアクティブ運用型上場投資信託(ETF)が今年これまでに少なくとも20%上昇し、S&P500種株価指数の12%高を上回っている。ゴールドマン・サックスのアナリストによると、アクティブ運用の大型株ミューチュアルファンドのうち56%がそれぞれのベンチマークを上回り、この10年余りで最も高い比率となっている。