アプリやサービスを提供する側は便利に使ってほしいので、同期機能を有効にさせようとしてきます。しかし、何がどう有効になり、同期されるのかは正確に把握しておいた方がいいでしょう。その上で、人に見られたくないデータを扱うなら、同期を無効にしたり、怪しいWebページを表示するなら履歴の残らない「シークレットモード」を使ったり、といった対策が必要です。

 今回は注意を引くために下世話な話を紹介しましたが、同期機能を適当に運用すると個人情報の漏洩にもつながります。大きな事故が起きる前に、自分は何を同期しているのかを把握しておきましょう。それが面倒なら、同期機能をオフにしてしまうのも手です。

 デジタルリテラシーを向上させれば、もちろん同期機能は便利に使えます。普段使いするブラウザやストリーミングデバイスとはいえ、どんな機能を搭載しているのか、この夏休みにでも再チェックしてみることをオススメします。