アップルは14日、ネット経由で開催したイベントで新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)13」を発表した。iPhone13の基本モデルは、従来モデルとの比較でバッテリー駆動時間が2時間半長くなった。また「シネマティックモード」と呼ばれる新機能を使うことで、iPhoneのカメラで映画のような動画の撮影が可能になるとしている。アップルによると、新型iPhoneでは画面が一層鮮やかになったほか、カメラの性能も向上。マイクロプロセッサの速度を上げ、バッテリーも大きくした。価格はiPhone13ミニが699ドル(約7万7000円)からとなっている。前回発表されたiPhone12は、アップルとしては初の次世代通信規格「5G(第5世代)」対応スマホで、販売が大きく伸びた。ティム・クック最高経営責任者(CEO)にとっては、目玉商品の導入の翌年によく見られる販売の落ち込みを回避することが課題となる。
アップル、新型iPhone13発表 バッテリー駆動時間長く
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