緊急事態宣言が明けた渋谷の様子緊急事態宣言、重点措置が9月末までで解除となり、解除後も要請が続いた営業時間の短縮といった制限措置も順次、緩和され、人出の増加が続いている Photo:PIXTA

増加が続く人出
サービス消費は急回復へ

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大や感染拡大防止のための政府の制限措置が、外食や娯楽、旅行などのサービス消費の重石となってきた。しかし、8月下旬以降、新規感染者数が減少基調となる中、消費への下押し圧力が和らいでいる。

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数をみると、単日では8月20日、曜日要因を均した7日後方移動平均では8月25日をピークに減少が続いている。Google「コミュニティ モビリティ レポート」によると、サービス消費との連動性が強い小売・娯楽施設へのヒトの移動(7日平均)は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用が続いていたにもかかわらず、9月から増加に転じている(図1)。

 さらに、宣言、重点措置が9月末までで解除となり、解除後も要請が続いた営業時間の短縮といった制限措置も順次、緩和され、人出の増加が続いている。こうしたことから、外食などのサービス消費は、9月、10月と急回復している可能性が高い。