ルール2の安価な商品という点では、勤務先で団体加入できる生命保険や共済、ネット生保やダイレクト生保などがおすすめです。
「価格.com」などの比較サイトでも、保険料の比較をすることができます。
生命保険は死亡したらいくらとシンプルなため、値段で決めてもよいのではないでしょうか。
たとえば、35歳男性で死亡保障2000万円(10年更新型)なら、月3000円前後から探すことができます。たばこを吸わずに、保険会社が定めた健康状態などの基準を満たす場合は、さらに割引を受けることができる商品もあります。
このように、必要な保障を安価にかけることにより、生命保険料を大幅にカットすることが可能です。
現在、加入している生命保険が高かったという場合は見直しを検討しましょう。その場合は必ず新しい保険契約が有効になってから、古い契約を解約するようにしましょう。
同じように、医療、損保の保険料もリストラすることが可能です。詳しく知りたいという方は、拙著『夫婦で貯める1億円!』をご参照ください。
住居費はどんなに多くても
手取りの30%まで!
おそらくもっとも多くの人にとって、一番大きな支出が住居費なのではないでしょうか。
住居費は賃貸の場合も、持ち家の場合も、手取り月収の30%以内に留めるようにしましょう。
持ち家の場合は、住宅ローンだけではなく、固定資産税、マンションの場合は管理費や修繕積立金なども含めて30%以内です。そのために、住宅ローンはできれば手取り月収の20%以内に留めておいたほうが無難です。
手取り月収の30%以内と言わずに、25%以内、20%以内と住居費の割合を小さくできればできるほど、生活は楽になります。
家賃が月14万円と月12万円とでは何もしなくても月2万円も変わります。そのために、住居費を月1000円でも減らす努力をしましょう。
賃貸の場合は、同じ駅の物件のなかでも、間取り、築年数、駅からの距離、周辺環境や日照などで値段がどれくらい変わるのかもよく確認しておきましょう。後々の光熱費を考えると、日照、風通り、壁の厚さなども確認をしておきたいところです。