4大固定費は手取りの50%以内に留めよう!
このようにして、自動車費用、保険料、住居費などの大きな固定費を見直すことで、生活費や貯金にかなりお金をまわすことができるようになります。
そして、4大固定費はどんなに多くても、手取り年収の50%以内に留めるようにしたいものです。
たとえば、世帯の手取り年収が600万円の場合、住居費に年160万円(月13万3000円)、教育費に年120万円(月10万年)、保険料に年6万円(月5000円)なら4大固定費の割合は48%になります。
教育費に多くかけたいと思うなら、他の支出を少なくおさえなければならないということがわかると思います。
♦世帯年収(手取り)600万円
住居費160万円
教育費120万円
保険料6万円
⇒4大固定費の割合48%
身の丈に合わない背伸びをし過ぎてしまうと家計が大変になります。
我が家は世帯の手取り年収が700万円だから大丈夫と、子ども二人を私立に行かせ(年240万円)、住宅ローンを組み(年120万円)、維持費の高い外車に乗っている(年90万円)と家計は火の車に。4大固定費の割合は68%にもなる計算です。
自由に使える金額は年226万(月18.8万)円だけですから、子どもの学校で急な出費が発生すると大変なことになります。
♦世帯年収(手取り)700万円
住居費120万円
教育費240万円
保険料24万円
自動車費用 90万円
⇒4大固定費の割合68%
特に世帯年収が高めの夫婦ほど、我が家は余裕で支払いができると油断が生まれる傾向にあります。一つ一つの支払いはできたとしても、それが積み重なると大きな出費になりますので全体の費用をよく考えるようにしたいものです。
「4大固定費はもともとそんなにない」、あるいはもう節約しちゃったという人もいるかもしれませんね。
そんな人のためにも、また、もっと節約が必要という人のためにも、次回は4大固定費以外の節約術をお伝えします。(次回は、12月6日に掲載します)
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