多くのビジネスパーソンの支持を集める、登録者60万人超えの「サラリーマンYouTuber」、サラタメさん。
注目の処女作『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン──名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法』は600ページ超えの超大作で、まさに“鈍器本”だ。
「仕事がデキない」「残業だらけ」「上司とソリが合わない」「転職したい」「老後のお金が不安」といった、人生100年時代を生きるサラリーマンの悩みを、まるごと解決してくれる本書から、その一部を抜粋して紹介する。
・社内規定に「副業禁止」とあっても副業は可能
・絶対NGなケースだけ把握しておくこと
・近いうちに「副業が当たり前」の時代が来る
マモル:サラリーマン副業に可能性があるってことはわかったんですが、そもそもウチの会社って「副業禁止」なんですよね……。
サラタメ:なるほど。ただ、そこを勘違いしている人が多いんですが、ぶっちゃけ「副業禁止」の会社でも全然副業できちゃうんですよ!
マモル:えぇ! ウソだ!! クビになったりしないんですか!?
サラタメ:大丈夫です! もちろんいくつか絶対NGのケースもありますが、それさえクリアしておけばOKです! 私もずっと会社に伝えずにやってましたし(笑)。
副業がNGの3大ケース
1.公務員として働いている場合
→国家公務員法、地方公務員法で禁止されている
2.所属する会社の秘密情報を漏らすことになる場合
3.所属する会社とライバル関係になってしまう場合
→会社に不利益をもたらす副業は、懲戒処分の対象となることも
サラタメ:そもそも日本国憲法には「職業選択の自由」が規定されているわけで、私たち社員がプライベートな時間を使って働くことを、会社が「禁止」にしたり、「許可制」にしたりするなんて、おかしな話なんですよ。
マモル:言われてみれば、そうですね。じゃあ、会社に迷惑をかけないことを前提に、コッソリやればいいんですね!
今や、政府だって副業をオススメしている!
2018年、厚生労働省の「モデル就業規則」が変更になりました。
旧:「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」
新:「勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」
この変更により、数々の大企業が副業解禁を始めています。
●副業を解禁したおもな企業
ソフトバンク、ロート製薬、丸紅、日産自動車、アサヒビール等々
サラタメ:「クールビズ」がいい例ですが、政府が推奨を始めると、社会の常識は急速に変わっていきます。猛暑でも上着とネクタイ必須だった時代がウソかのように、ポロシャツ出勤が一般的になりましたよね。同じように「副業が当たり前」の時代が、近い将来、絶対来ます。
→バレずに副業する方法については、「よくある質問」(本書P514)をご覧ください。
(本原稿は、サラタメ著『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン』からの抜粋です)
・社内規定に「副業禁止」とあっても副業は可能
・絶対NGなケースだけ把握しておくこと
・近いうちに「副業が当たり前」の時代が来る